3月15日(土)
その前日に急遽決まった「四季の旅・秩父三社ツアー」に参加して来ました。
この黄色いバスにお世話になりました。
秩父三社とは三峯神社、秩父神社、宝登山神社を指します。
以前に、三峯神社に行く時は神様に呼ばれてるから、と聞いたことがあって、どういうことなのかな、、と思っていたのですが、、
13日夜に友人と電話で話しているうちに、急だけどこの週末にレンタカーを借りていちご狩りに出掛けようとなって、さぁ何処のいちご狩りに行こうか?せっかく行くならもう一箇所くらい立ち寄れる場所も欲しいよねー。
何処か行きたいとこない?と話していたらふと思い出して、あ、私、いつか三峯神社に行ってみたかったんだよね!と言うと、友人も興味を示して、調べてみると車で片道3時間強かかることを知り、ちょっと遠いか、、と半ば諦めてその日はとりあえずレンタカーの予約をして話は終わりました。
翌14日、午前中に参加したヨガ教室で知り合いに三峯神社の話しをすると、「あら、それって三峯神社の神様に呼ばれてるんだわよ。あそこは観光バスも出てるからそれで行くといいわよ」と言われたのです。
そうは言っても今日の明日で日帰りバスツアーに飛び入り参加なんて急過ぎて出来るわけなかろうに、、と思いながらも、帰宅後ダメ元で主催のツアー会社に問い合わせをしてみると、若干ですがお席あります、明日のツアーなのですぐにクレジットカード決済してもらえれば参加OKです、とのことでビックリ!
すぐに友人に連絡して了解を取って、予約&クレジットカード決済を済ませて、翌日のツアー参加が急遽決まったのです。
土曜日なのに、しかも残二席。
これって神様の御導きだと2人で大興奮!
いちご狩りは何処かに吹っ飛んでしまいました。そしてレンタカーをキャンセルして翌15日朝4時半起き5時半に家を出発したのです。
早朝の電車で合流した友人も、多少寝不足の赤い目をしていたものの思わぬ展開に嬉しそう。
こんな急に決まった旅なんて何年ぶりだろ?
と言うか、バスツアーが前日でも申込み出来るなんて思ってもいませんでした。
わくわく気分で西新宿のバス乗場に向かい、無事に名簿チェックして7時発のバスに乗車出来ました!満席のバスの出発です!
ちなみに滑り込んだ私達は一番後ろの二席利用でした。一番後ろなんて初めての経験でしたが、他のお席は添乗員さんの説明で、シートを倒さないように言われていましたが、後ろに人がいない私達は倒し放題出来ましたよー。
友人が持って来てくれたクロワッサンやコーヒーやゆで卵、私はお菓子といちご狩りに行けなくなったので昨日の内に買っておいたイチゴ一パックを持参して、仲良く分け合って食べ、お喋りして、少し寝て、土曜日の混雑で到着まで、高坂SAのトイレ休憩も含めて約4時間があっという間でした。
バスの駐車場から本殿まで徒歩約15分
添乗員さんに連れられて歩きます。
日本に2か所しかない珍しい三ツ鳥居からテンションがあがります。上り勾配もなんのそのです!
「やっと来られたねー」女子旅らしい3人組がこの鳥居下で感無量の表情だったのが印象的でした。
標高の高い位置にある三峯神社はまだキリッとした冷たい空気で、道脇には雪が残ってる箇所も、、それが神聖な感じでたまらない。
随身門を撮ってる私の後ろ姿を撮る友人。
もしも拝殿に向かう途中で小石が飛んで来たり、小雨が降り出したり霧が出て来たりしたら、それは神様に歓迎されているとかなんとか、、
そういった不思議がなくても、先の三ツ鳥居をくぐってからというもの、辺り一帯に神聖な空気感が満ち満ちている感じがとまりません。
さて、いよいよ拝殿下にやってまいりました。
急な階段をゆっくりと踏みしめて登ります。
失礼にあたると思い本殿は少し遠目に撮影しました
この立派な大樹の御神木に守られるように佇む本殿は素晴らしい装飾が施されていて、特に屋根の下一面はとても色鮮やかできらびやかさが見所です。
粛々と二礼二拍手して頭を垂れ、一礼して拝礼を終えて場を離れます。
たくさんの参拝客がいるのに拝場は静寂のみ。
こういう場ではさすがに顔も引き締まりますね。
そして、とても興味深く見るのを楽しみにしていた、2012年辰年に急に本殿の拝礼場横の地面に現れたというこの赤い目の龍の絵。
なんとも不思議だと思いませんか?
一説によると、この写真を待ち受けにすると良いことがあるとか、、
これでよろしければ、どうぞお使いくださいませ。
三峯神社にはこの本殿の他にも重忠杉、御仮屋神社、縁結びの木、日本武尊銅像、遙拝殿などがあり、社務所で気守りと御朱印をいただいた後に、たっぷりと取って下さったここでの滞在時間2時間をかけてしっかりと回って来ました。大満足です。
そういえば、数年前にここ三峯神社の白袋の気守りが大評判となり、入手希望者が大勢押し寄せて大変なことになったそうなんです。
確か私もそのニュースを見たことがあったのを思い出しました。
あまりの盛況ぶりにいまでは白袋の気守りは、残念ながらなくしてしまったそうです。
でも御守りは白でなくても同等の効果ありだそうで、私はこの森に因んで緑色を選びました。
ここにはアップ出来ませんでしたが、本当に神聖なここ神の域にはたくさんの立派な杉大樹が雄大に天に聳えていて、現実的な私には珍しく、森の精がここには絶対にいる気がしましたよ。関東最大のパワースポット、納得です!
三峯神社の次は、バスで1時間と少し、山を降りて秩父駅のすぐそばにある秩父神社に向かいました。バスを降りたら生憎の雨、、それも結構な本降りでしたが、友人は持参した折り畳み傘、傘のことなど考えもしなかった私はパーカーのフードを被って参拝。
こちらもまた色鮮やかな装飾が施されて美しい本殿でした。
併せて、名工左甚五郎作の「つなぎの龍」「北辰のふくろう」「お元気三猿」「子宝・子育ての虎」が描かれており見応えがあります。
そして最後は再びバスで30分の宝登山神社です。この神社は前二箇所よりも控えめな装飾で落ち着いた雰囲気を醸し出していました。
なにより良かったのは秩父神社であれだけ本降りだった雨が降っていなかったこと。
やはり気分的にもだいぶ違います。
両手を合わせて丁寧に参拝してまいりました。
そして3社の御参りを済ませて16時10分にバスは出発。三芳パーキングでトイレ休憩を挟んで少し渋滞した為、17時半予定が19時に新宿駅西口に到着、解散となりました。
そうそう三峰神社を去る前に売店先で購入したみそぽてと6個入り800円なり
埼玉のB級グルメだそうで、揚げジャガに甘辛ダレを絡めたもので、美味しかったです!
こういうのも旅の楽しみですね
三峯神社でいただいた緑の気守りと御朱印
御朱印はすでに書かれているものを買い求めるスタイルでしたので帳面は必要なしでした。
長々と書きましたが、以上が神様にお呼ばれした私達!と信じて疑わない、滑り込み三峯神社参拝の旅でした。
旅費は6850円、三峯神社までの交通手段はやはりこのバスツアーに参加するのが得策だと思われます。
私達はとても清々しい気持ちにもなれて、今回参加して大満足でした。
ぜひ一度訪れられたら如何でしょうか。
とってもお勧めですよ!
翌日の筋肉痛は心配ではありますが、、
あ、シニアな私は明後日かも、、(^^;